うっせぇわ!?
暴言をどう扱う?
心ない落書きは?
思春期、反抗期、みんな通って来た道。
では、大人の抱えるストレスは、子供たちが将来通っていかなければならない道?
発達心理学
成長過程から学んでいくこと、物事を客観的に見つめることで気づくこと、他人は変えられないものの、自分の他人への接し方は変えることができるなど、考えさせられることが多いものです。
チェコはグラフィティがとても目立ちます。
これはすごい!と感心するものから、何が描かれているかわからないものまで幅広い。
チェコだけではありませんが、公共の建物、個人の住居・マンション、世界遺産・・・被害に遭わないための対策は難しいものです。
一方、グラフィティをアートとみなし、堂々と描く場所を提供する活動も生まれています。
歩行者用のトンネル、簡易事務所、公園などの壁、企画者もスペースも様々です。
こういった落書きについてインスタグラムでリールを作ろうと思った時、ふと、邦楽J-POPを使ってみようと思いました。
さっとググり見つけたのが、「うっせぇわ」という曲。
歌を聴きながら、きっと日本で波紋を呼び起こしただろうなぁと感じたので、リール完成後にはネタを再利用することにしました。
「うっせぇわ」
=放っておいてくれ!
=鬱陶しい!
=わかってることをくどくどいうな!
=説教するなら金くれ!(?)
解釈は個人差があるでしょうが、私はまだ口にしたことのない言葉です。
おそらく一生口にするシーンに出会うことはないかと思いますが、こういう言葉も、歌になるといいなぁと感じます。
アートの力。「標準」から切り離した感覚の世界。
グラフィットも私にはアートです。
しかし、表現する場所を間違えると・・・
えらいことになるよね!!!他の人に迷惑だよね!!!というのは知っておくべきですね。
人は、心の中のドロドロした感情を形にして外に出すと、例え一瞬であったとしても「救われます」。
暴言が存在しない言語は存在しません。
どう使うか、誰に使っていいかは、皆それぞれが生きていく中で学ぶこと。
「うっせぇわ」が子供に悪影響を与える!との批判も多かったようです。
悪い影響を与えるものは、世の中溢れ過ぎているでしょう、
情報を遮断するよりも、なぜ悪いのかを一緒に考えてみたらよいかもしれません。
子供たちが、「かっこいー」と思ってマネしているだけなら、そのうちすぐに飽きるでしょう。
そして、またすぐに次の流行に巡り合います。
「暴言」自体が悪いのではなく、おそらく「似たような環境で我慢して欲しいと思っているのに、それをうっせぇわ!で済まされたら困る。」というのが大人の本音の場合もあるでしょう。
子供は敏感なので、大人の得意な「建前と本音の使い分け」の内情を話すことで、状況や言葉遣いを理解してくれることも多いものです。
(もう染み付いて止めるのに時間がかかる・・・ということもありますが。)
子供の方が大人より柔軟ですからね。
「うっせぇわ」と言いたいシチュエーションで、それがふさわしくないのなら、どういう言葉がふさわしいか、どうしたらその状況から抜け出せるか、「ダメ!」と禁止する他にも話せることはあります。
時間を掛けて話すことから始めるのも大切です。
子供の成長のために。
大人のわがままのために😊
「うっせぇわ」のいらない充実した一週間を!
先日のリール&ストーリーについての投稿はこちらからどうぞ⭐️
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