チェキア(Czechia)解説
「にほん」、「にっぽん」、どちらの呼び方がしっくりきますか?
私は「にほん」という呼び方が好きです。
半濁音が混じっていると少し間の抜けたような、お茶目な雰囲気になる気がします。
スッポン、味ポン、ぽんぽこぽん(関係ないかな)・・・など。
しかし、「がんばれ!ニッポン!」をはじめ、テレビからは「ニッポン」をよく耳にするように思えます。
どちらも正式名称です。
さて、チェコの英語名称はCzech Republicだけだと思われていませんか。
実は、短縮された正式名称が存在します。
Czechia (チェキア)
Facebookはこちらから👉 https://www.facebook.com/CzechiaCZ
この短縮型は1993年に正式に登録されました!
とはいえ私がチェキアに出会ったのは2020年、昨年Twitterにて。
Twitte のアカウントを作ったのは確か19年末。
オランダ移民局との連絡を取るのに一番便利と、会社の携帯から個人の携帯までアシスタントにアカウントを作ってもらいました。
その後、Twitterを少し使ってみようと思ったのがコロナ勃発の昨年。
ハッシュタグでCzech Republicと書いていたところ、とあるチェコ人の方から「Czechiaだよ」とコメントをいただきました。
「Czechia?そんなのあったっけ?」と驚きました。
色々説明いただき短縮型呼びやすいなーとあっという間にチェキアに慣れてしまいました。
響きの良い言葉が好きなので、「Check it out(チェキトゥアウ)」に似ていて好きになったのかなーと感じました。
また、「共和国」を国名に使う必要はないように感じます。
全てが全てではありませんが、例えば体制が共和国、または民主主義でない国の方がその言葉の使用を義務付けているように感じることがあるためかもしれません。
その後時々、チェキア反対派による新烈な批判も目にしました。
新しいことを社会に浸透させるのは骨の折れる仕事ですが、「繰り返し呼び掛けていくしかない」そうです。
「イギリス人に「チェチア」って間違って発音されるような名称、イケてなさすぎるだろう!・・・」
これだけ見ると正論なのですが、チェコ語の名称には発音が難しいものが多いので、「間違った発音」氷山の一角に過ぎません。
チェコ人男性のお名前Jiří。
「イジー」と読みますが、「ジ」の部分は巻き舌濁音。
以前動画で発音をご紹介しましたが、世界屈指の難しい発音です。
日本でコレオグラファーとして有名になったチェコ人の方も同様のお名前だったと記憶していますが、発音が困難であることから、本などでも「イリー」として紹介されています。
(ご本人はこの読み方に同意されていたとのことです。)
チェキアを推奨する方々か作成したリンクトインページがあるので、是非ご覧ください(CZECH it out)!
ボランティアの方々は、「Czech Republic」という記載をどこかで見かけると、問い合わせてCzechiaに変更してもらうという地道な努力を続けられています。
LinkedInでもInstagram でもCzechia。
同じ方法で私もJapan Timesに変更を二度依頼しましたが、まだ変更いただけていません。
別の日系新聞社は、通知後1時間以内に書き換えてくれたとのことから、甘い期待を抱いてしまっていました。
こうやってめげずに折れずにがんばっていくだけでは足りない。
そこで、皆に人気のスポーツ選手に広めていただくなど、マーケティング戦略も活用されています。
コツコツコツコツ・・・努力が少しずつ実っていることを定期的にご報告いただき一緒に喜ぶ日々です。
Amazonにも連絡しなくちゃ!
英語の「Czechia」についての小論文はこちらから👉
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