ワーママ

働く女性、働くお母さんが当たり前。

女性の働きやすい職場を、育児ママ(パパ)、シンママ(パパ)への配慮を・・・

優しい言葉が飛び交うようになったなぁと嬉しく感じています。

その反面、「働く女性(ママ)が皆満足していて、また支援体制がどの企業でも整っていたら」、男女雇用機会均等法は既に時代遅れになり、生理休暇を呼びかける声もないだろうし、ウーマンエンパワーメントが叫ばれることもない・・・。

まだまだこれからでしょうが、前進している国が多いように思えます。

社会において、課題が絶えないのは「運命」。人もテクノロジーも環境も、常に進化していますからね。必要なことは、これからもどんどんアピールが必要です❣️

(動画のスペルミスはご容赦ください🙇‍♀️)


初産の一週間前は今と同じ状態。

高熱に咳が止まらない気管支炎。抗生物質を取るのが怖く渋っていたためかなり悪化。医師からは「胎児に影響はないから大丈夫、心配ないよ。」と言われていたのですがどうしても抵抗感があり・・・。

人は、忙殺されると体調を崩しますね(苦笑)。

仕事はほどほどに。誰も私に働くことを強制していない。

それが分かっていても、出産直近まで仕事をしていました。

ヨーロッパ人から見ると、「あー単なるワーカホリックね」で済まされるもの。

しかし・・・金銭的には余裕あり。クライアントからも出産については理解いただけていました。いやーでも、でも・・・

楽しくて!

在宅勤務が主でしたが、気付けば朝の5時から夜の10時まで仕事ということも。

そんな中、難産ではありましたが無事出産を終え育児をしながら・・・また仕事に仕事。

工場管理を任せていただいていたので、月次決算といったルーティンワーク以外にもとにかく色々ありまして。

健康体の赤ちゃん、よく飲み、よく寝、よく育ち、幸せでいっぱいでした❣️=産後一ヶ月はほぼ寝ない状態が続きました

産後10ヶ月で毎日工場勤務の日々が戻ってきました。

家族でシフトを組んでみたものの、どうにもならないのでベビーシッターをフルで雇うことに。

ここも強い抵抗感はありましたが、どこをどう見ても他人にお願いするしかありません。ちょうど保育士免許を持つ経験者の方が見つかりました。ご飯だけは、絶対に私の作ったものを食べさせて欲しい!という強い要望以外は臨機応変に相談。

北海水産から刺身魚(白身魚)を大量に購入し、バランスの取れた離乳食を心がけていました。

毎朝が今生の別れ。車通勤1時間の間に涙が乾くのは助かりました。


二人目の出産はより大変で・・・、早産でした。

モトル大学病院に救急車で運ばれた朝方、主任看護師は疲れ切った様子で・・・「なんで、うちに登録されてないのに、ここに来たの!?」と声を荒げました。

内心、いやー、本来であれば予定日にプラハ郊外の産院で自然に囲まれ静かに出産、産後を送る予定だったんだけどなーと呟きながら・・・「すみません、破水しまして。救急隊員は最寄りの病院に運ぶ義務があるので。私が病院を指定したわけではありません。」と無難な回答をしました。

その翌日の夜間出勤の際に、主任看護師の方が病室に来て謝ってくださいました。「今朝はごめんなさい。疲れてて・・・。」

出産前の一週間を、分娩室の待合病室(!)で過ごしましたが、医師や看護師さんの忙しさには共感するものがありました。

工場と一緒!(私の職業病です💦)

モトル大学病院には、難産が予想される方、その他の病気を抱えている妊婦さんや母子が大集結する産院です。私は一週間居候していましたが、他の方は次々ローテーション。たくさんの妊婦さんとお話ができました。ここでも、ご主人が日系企業に勤めていて、日本出張に行った時の感想はこんなんだったとチェコ人の方から話を聞かせていただいたり。「なぜここに運ばれてきたか」を調査しました✨=皆、身の上を話すことで安心するといった心理です。

出産をはじめ様々な困難が待ち受けていましたが・・・こちらはまた別の機会にご紹介しますね。

その後も約二ヶ月、集中治療室に通院していました。

そこでもまた出会いがあり、様々な困難を経て生まれた赤ちゃんのお母さんたちと話をすることができました。

実は、仕事に復帰したのは産後四日目。確実に以上ですが、正直できないこともないのです。

その後どうしても工場訪問が必要であったので、お伺いし出産報告を行ったところ・・・

「おめでとうございます!そしてすみません!妊娠されていることすら気づいていませんでした!」

これには大笑い!

とはいえ初産の時もご近所さんから、「誰の子ー?」と聞かれたことがあったので、「そうかー、私はただ単に太ったと思われていたのかー」と・・・😂


仕事は自分のテンポで。その時は経営者でしたので、従業員の方もいましたし、また常にお互いサポートしあっている外部の仲間も健在。

いやいや仕事したこと」なんてなかったんです。

月曜日の朝が辛いというサザエさん症候群知らず。

しかし、この度は早産に伴う赤ちゃんのお世話に色々と越えなければならない試練もあり・・・前回よりは自分の業務を(一瞬)減らしました。それでも2ヶ月は睡眠時間がほぼないような生活。

あれもこれもとわがままを言っていると、体を壊しますね。私はいつもその繰り返しなのでしょう。

33歳の出産。休み知らずで仕事に育児に楽しいと感じている日々・・・気づけば顔に大きなシミができていました!

ガーン・・・、でもこれ、無理しながらもがんばった証。

そして、流石にそろそろお肌ケア始めれば?という合図だなと受け取りました。


こうやって、苦労しながらも楽しく自分が好きなように育児と仕事の両立ができたため、周囲に支えられたなーとの感謝の気持ちが大きく、産休に入る従業員には「しっかり休むように。絶対に無理をしないように。」伝えることができたと思います。二言目には、無理すると私みたいに・・・「顔にシミができる!🤣」→若い女の子たちには効果抜群でした❣️

妊娠中でも、コロナ禍に「いや、絶対家より事務所で仕事がしたい。」、「官公庁訪問も全然OK」と業務を継続してくれた方もいて、「いつも人に恵まれているなー!」とまたしても実感しました。

昔からそうでしたが、外部の方を含め、できるだけワーママに仕事をお願いするように心がけていたのは、自分がずっと働いてきたからということが大きいでしょう。

子供が風邪を引くと夜寝れない日が続きます。そして仕上げに風邪の菌が強力になったものが自分に降りかかってきて・・・😱

ほんの一例ですが、そんな生活が当たり前です。だからこそ、働ける形で働き続けて欲しい、稼いで欲しい!そして子供といる時間も楽しんで欲しい!

ワーママとして山あり谷ありがんばっていくことは、自分自身の肯定に繋がります。そして、自己肯定ができると、母親として育児のやりがい、大切さも実感できるという相乗効果(シナジー)に繋がっていると思います。


私自身も恵まれていました。クレイジーな仕事ぶりも主に自分のため、クライアントのため。自己満足ですよね?

チェコでは、産休・育休制度が整っています。こちらもまた、別途ご紹介いたします。

長文の二本立てとなりました。最後までお読みくださいまして、どうもありがとうございます!

対照的な記事:一本目の「女性経営者」はこちらからどうぞ💓

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