優しさ
Namiko Sakamoto

優しさも人それぞれでしょうか?

思いやりは分かりやすいものの、「優しさ」は定義が難しいですね。

自分の意見を言わず人に合わせるのが優しさか、人を常に気遣うのが優しさか・・・。

といった疑問を冒頭に持って来ておきながら、今日のお話は「優しい移転価格」となります😄

食いっぱぐれない。ーあなたのための 優しいTransfer Pricing(1)ー

「Transfer Pricing=移転価格(問題)」はボーダレス、どの国の会計士さんとも楽しく濃厚な・・・リアルな会話ができると感じています。

何それ?

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

まずは長い前置きからお付き合いくださいませ❣️

仕事を選ぶ基準は人それぞれですが、私は人生の中で「何があっても食いっぱぐれない」を基準に職を選ぼうか悩んだ時期があります。

通訳者、翻訳者?

NGです。食いっぱぐれます。

十数年前にもすでに機械翻訳が存在しました。

特に、製造業/ITサービスなどにおける技術書、マニュアル、手順書や一般的な取扱説明書は、機械翻訳の方が断然効率が良いなと感じていました。

今は、その他の分野においても精度の高いAI翻訳が可能です。

チェコ語は文法の関係から、機械翻訳に少し高度なインプット(仕様)が必要となります。

さらに、チェコ⇄英ならまだしもニーズの少ないチェコ⇄日。

そのため、「そこに投資するくらいなら人にさせた方が安いな」という傾向はまだ暫く続きます。

しかし、私の友人もチェコ人と日本人を両親に持つ方がいます。私の子供たちもそうです。

となると、通訳・翻訳ができる人は、私のように「がんばって勉強しました💦」組以外にも増え続けるでしょう。

(通訳・翻訳とはどういうことかを考えなくてもできる二か国語(以上)話者においては、専門用語の習得は割とあっという間です。)

       (Input)                (Output) 

 通訳者人口が増える=通訳料金(単価)が下がる

そうなっても続けたい仕事か?

いいえ(早い!潔い!)

私が通訳・翻訳を行っていたのは、付加価値が高かったからです。

(私の専門分野が法務・会計、その他「付加価値高い」諸々であったため。)

私が生きている間に、(勝手に名付けましたが)#第三次産業革命 の犠牲にならない、#AI#ロボット などに職を取られない仕事はなんぞや?

・医者

・法曹

・経理/給与計算担当

リーマンショックも直に経験しましたが、給与水準がどう変動するかは別とし、絶対に何らかの仕事にありつけるのが上記トップ3だと確信を持ちました。

そこで、チェコ語もできるしもう一度大学に入り直して専門知識を身につけようかな?と真剣に考えました。

「専門知識」という四字熟語に踊らされて・・・

結局は手をつけなかったのですが、上記の中で最も興味を持ったのは経理業務です。

資格は取りませんでしたが、経営者として経理会計知識は欠かせないため徹底的に学びました。

(とはいえ決算書を読めない経営者が数多く存在することも後程知りました。要は、自分でなくても社内の信頼できる誰かが分かれば大丈夫ですね◎)

そこで気づいたのは、経理業務そのものよりも税務会計がおもしろい(ニヤ✨)。

法人税に興味を持ち、実際に大企業の財務・税務業務に携わり実践を踏むうちに出会ったのが移転価格問題です。

#OECD の報告書などはよく読みますが、移転価格ガイドラインが本当に納得いく内容であることに驚きました。

(私は何の資格も持っていないため、会計士の方はまた違った意見をお持ちかと思います。)

だから「移転価格」って何?💢

素人表現ですがズバッと。

『関連会社間取引でずるしてませんよね?』

もっと鋭い言い方をすると・・・

『日本の親会社が儲かるように(損しないように)、海外の子会社に皺寄せいくような仕組みになっていませんよね?(海外は海外で法人税納めてもらわないと困るんですよね。)』

ということの(グローバル)規定です✨

日本の製造業において、海外に拠点を持たない大企業はゼロ。

中小企業も稀です。

明日は我が身?

ちょっと知っておいた方が得じゃない?

『もちろん!』

ネットでも様々な情報が確認できますが、私の言葉に置き換えて別途、問題点をご紹介いたしますね。

移転価格が問題なのではなく、(主に)自動車産業のSCM、ヒエラルキー(上下関係)が問題であるのがあからさまな気もしますが。

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