不揃いの美
Beauty as an irregular, random… a chaos!
DNAは規則正しい二重の螺旋構造。
一方、人間の顔は非対称。
人間って「きちっと」しているようでそうではないのでしょうか。
Linkedinをはじめ、SNSを通しての業務依頼が多いことに驚きます。
通訳、翻訳、語学レッスン。
現在のところ、大部分はお断りしています。
しかし、ただ断るだけではなく、代わりの方を紹介するといった対応は忘れずに行っています。
自分が手掛けたい仕事が来るまで首を長くして気長に待っています!
というタイプでは全くありません。
仕事は取りにいくもの。
記事の執筆、資料作成といった「物書き業」といった業務を主にお受けすることにしているので、そちらに専念しています。
とはいえ、「人に教える」という語学レッスンや通訳研修などのお仕事は、本当に楽しいものです。
(講師免許は持っていませんが、それでも依頼がきます。)
「教科書に書かれていない」実践部分やノウハウに触れたときの生徒さんの喜びは、見ていて嬉しいもの。
人に教えるのが得意であるという点においては、理由はとても明確です。
各人それぞれの伸ばす(べき)場所をすぐに見つけることができるからでしょう。
そしてもう一つ重要なのは、「できない点を指摘するのを恐れないこと」。
様々な分野で「何かが上手な人」という方は沢山います。
しかし、「何かができる」=「教え上手」なわけではありません。
学習にしてもスポーツにしても、「教え方がわからない」という方もいますが、その多くは、「できないことを指摘し相手に不快感を与えたくない」と思う方が多いのです。
有償か無償かは別としても、何かを教えてもらっている時に上手くいかないと、機嫌が悪くなるもの。
講師の教え方が悪い
教材が悪い
無能な自分が悪い
今日のお昼ご飯が美味しくなかったせい・・・
など原因や理由は様々ですが、不機嫌になります。
「他人の不機嫌に耐えられる」かどうかは、人に何かを教える際に重要なポイントではないかと思います。
私はと言いますと・・・
不機嫌な人に影響されるタイプではありません。
(逆に、ご機嫌な人に影響されるタイプでもありません。)
不機嫌な人には、時々わざと逆撫でしたり・・・ついつい余計なちょっかいをかけたくなったりしませんか?
そして、実際にちょっかいをかけているのですが、結果は以下参照。
「何で機嫌悪いんですか?」とストレートに聞くと・・・
- 「待ってました!」と理由をぶつまける人
- 「機嫌悪い自分にそんなこと聞く?ウケる」と笑ってしまう人
- 「関係ないでしょ、ほっといて。」とツーンしながら仕事に戻る人
- 「そんなことないよ」と取り繕って通常モードに戻そうとする人・・・
さらに機嫌が悪くなるといった人にはお会いしたことはありませんが、人それぞれでしょう。
不機嫌な人と会話をするのが怖くないので、誰かに「できない点」を指摘するのは簡単ですが、その後が難しいですよね。
「どうしたらできるようになるか。」
より重要なポイントです。
対策が一瞬で分かる場合もありますが、分からない場合もあります。
学習関連は良いとしても、スポーツをはじめとする技能を人に仕込むのはより難しいですね。
「あと一万回繰り返せばできるようになると思うけど・・・」
では無償の教えは通っても、有償の教えはNGです。
そのため、一人一人を見る力が重要となります。
ちょっとしたことが多いですよね。
書道のはね・はらい
水泳では手の角度
ケーキ作りでは泡の立て方・生地の混ぜ方
縫い物では・・・昔肩こりでサボり過ぎたため、人に教える腕はありません💦
しかし、「そこもう5度右にはねたらいいんじゃない?」と精密に伝えて相手が上達する場合もあれば、「ひじねー、(したことないだろうけど)矢を引くみたいに思いっきり水から引き揚げたら?」と伝えて上達する人もいます。
てんでばらばらです。
「見る力」とは「見極める力」でもあります。
どのように伝えれば相手にとって一番効果的かを素早く判断。
とは言っても、赤の他人同士、一瞬で以心伝心(癖を読む)などはあり得ません。何をするにも、それなりに時間の投資が必要です。
ですから・・・
「すぐにできなくても焦らないで。一万回繰り返せば上手くなるから。」と言わざるを得ない状況も発生します。
支離滅裂?
私も人間なので、きちっと揃うところとそうでないところがあります😊
同じ種(タネ)から育った同じ種(シュ)のヒマワリ、
皆バラバラで、皆美しいですね!
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