コンフォートゾーン、どうしましょう?
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メイクをちゃんとすると、写真加工の必要なし。
ちゃんと?うん、15分!
え、日頃は?
おそらく3分。ウルトラマンやカップラーメンと勝負できます😅
by ザ・面倒くさがりや
コンフォートゾーンから出るべき、残るべき?
先日、まずはチェコで記事を執筆しました。
自分の考えを何語で体現するか、選択できるのも嬉しいものです。
コンフォートゾーンって何?
コンフォートゾーンは快適な空間や居心地のよい場所を意味します。
自己成長や仕事・ビジネスにおける成長・発展過程において、「上昇志向を忘れない。転職のタイミングなど、自分の環境を変える機会を逃さない。少し無理をしてでも満足いかない環境を変える。」というのが、コンフォートゾーンを抜け出すという意味です。
※コンフォートゾーンの他、ランニングゾーンやパニックゾーンという「空間(思考)」もあります。また、日本語では数多くの記事が見つかることから、定義についての解説は控えめにいたします。
チェコ🇨🇿では、「コンフォートゾーン」という言葉自体もしっくりこないと感じている方が多いように感じますが、日本は逆ですね。コーチングやキャリア育成において、「自分の環境を見つめる、見直す。」という観点からもコンフォートゾーンの言及は多いと感じます。
私はカタカナ語はあまり好きではありませんし、幼少期にあまり耳にしなかったことは、頭に根付かせるのが難しい古典的なタイプです。
人に何かアドバイスをするにあたっても、「コンフォートゾーンから抜け出すことを考えたことがある?」といった話し方は絶対にしません。
しかし、自分の過去を振り返って、今だからこそ「コンフォートゾーンを抜け出したとはこのこと!」と思える体験があるので、その話をするようにしています。
チェコでの大学入試を決意=日本脱出
高校三年生の時にチェコへ交換留学生としてチェコへ留学したのは、本当に偶然が重なっただけです。
同級生から、「一人は嫌だから名前貸して。一緒にパンフレット取り寄せよ!」と相談され、即答でOK。おトイレも友達と一緒に通う学生時代・・・と言うとわかりやすいでしょうか。
パンフレットは交換留学協会のもの。さて、友人は・・・「一年(訳10ヶ月)なんて長いからいや」とそっぽを向きましたが、なんだかおもしろそうと思いました。
将来何がしたいかも分からない・・・、ちょっと日本から抜け出すのもありかな?
その後はとんとん拍子で話が進みました。
さてさて、交換留学中の話はまた別の機会に置いておくとし、交換留学からもどってからが本当に大変でした。
一人置いてかれた感(ドーン)
大阪府立茨木高校。京大をはじめとする名門大学にストレートで入学した友人もいれば、茨高伝統の体育祭に全てを捧げ、予定通り予備校生活を送っている友人も。
「なみ子はどうするの?」
えっと・・・、その、あの・・・。(珍しくしどろもどろ💧)
予備校は通いたくない。100万円かけて一年を無駄にして阪大に入るのはなんだかぱっとしない。
そうやっていい大学に入っても、バブル崩壊後のグレー時代、就職先なんて皆狙うところは一緒、三年後にまたバトル。
そして、無事就職した後にも、どの部署に配属されるか分からない不安。
そして・・・、「馬鹿な上司を持ったらどうしよう」という絶大な不安!(すみません💧)
「したい職務を選ぶのではなく、したいこと・・・というより自分の大学のランキングに合わせて企業を選ぶ、企業から選んでもらう」という仕組み自体にも反感を頂いていました。
ー結局はネーミングね。私が何ができるかよりも、私がなんていう名前を背負っているかが重要な肩書き社会。ー
げっそり
余談ですが、「勤務先で将来のお相手探し」というのも、日本やアジア特有です。
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2110/23/news025_3.html
強い(経済力の高い)男性に惹かれるのが女性の性(サガ)だという見方もあるのでしょうが・・・この考え方はヨーロッパではネタになる!(ありがとうございます!)
そこで、交換留学中にもすこーし可能性として考えていた「せっかくチェコ語ができるようになったんだから、カレル大学試してみたら?」という道を模索することに。
当時は英語の情報がまだ少なかったため、複雑な内容になると全てチェコ語だったと記憶しています。
8ヶ月チェコにいましたが・・・小難しい内容を上手に読み取れるほどのチェコ語能力はありませんでした!
文法はかなりの範囲を習得していましたが、語彙力が足りない。
そのため、あまり詳しく調べることもできないので・・・「ほな、現地入りしてから調べよう!」と、カレル大学のアメリカ人留学生といった外国人向け用の有料コースを一学期のみ取得することにしました。
その間に、チェコ語をしっかり学び、情報を収集しながら受験に備えよう、よし!
・・・と日本からの再出国を決意しました。
友人・知人、高校の先生や知り合いの大学教授からは、「すごい!」、「いいなぁ!」、「羨ましい!」・・・といったようにとても肯定的に捉えて応援してくれました。
『チェコっていうちっちゃい無名の国に行ってなんかなるの?他に何かすること思いつかなかったの?』
こんな失礼なことを私に言う人は・・・私ー自分自身だけでした!
自分自身に何度も何度も問いかけました。
「どうして皆と同じ標準コースじゃダメなの?一浪は普通。今ならいい大学に入って、少し脱線したレールからも元に戻れる。チェコの大学に入っても、アメリカやイギリスではないので、変な人の烙印を押されるだけ・・・、どうしよう?」
結果論
結果的に、どんな状況にいても、その人をどの角度から見るかによって意見は変わってきますよね?
周囲から見た私:他の人とは違うことをしようとしている。かっこいい!
自分自身を見つめて:他の人と同じ標準的なことができない。海外に出るのは逃げ?
特に自分の行動を否定する必要はないのですが、不安があるということはどこかで負い目を感じているということ。
もう一度日本を出たとしても、チェコで大学入試に成功するとい確証はない。
ただこれは、日本にいても言えること。大学入試が絶対上手くいく確証はどこにもありません。
チェコという国がマイナーだという事実について。
もともと小国で日本でも世界でもあまり知られていない国というのは分かっていたこと。
そこに「交換留学」でちらっとお邪魔するのと、大学生活、就職(仕事)なのでもっとどっぷり浸かることになるのとは、また違った話です。
や、やっぱり英・米の方が安全じゃない?と少しずるい考え方をしました。「ニッチ」なんていう言葉も当時は全く聞こえてきませんでした。
上記からも分かるように、私自身は、「コンフォートゾーンから抜け出すぞ!」と奮い立ったわけではありません。
何か新しいことを始めよう!環境を変えよう!と奮い立ったわけではなく、様々な選択肢から自分が一番したいかな、だろうな・・・とうものを選んだ結果にすぎません。
「変える」前に考えた方が良いこと
まずは、強がっていませんか?自分はここにいるような人間じゃない、もっと上を目指すべきだ!といった「何か」による強迫観念に駆られていませんか?
目指すものはクリアですか?収入アップ、職場環境の良い仕事、社会のや地域のためにといった具体的な名目、新しい知識やスキルを見つけたい・・・など。
環境を変えると、必ず何かを犠牲にしてしまいます。
友人・知人と疎遠になるかもしれない。これまで職場で良くしてくれた方にも合えなくなる。場所を変えると住み慣れた土地とお別れしなければならない。美味しいご飯が食べられなくなることも。
また、タイムマネジメントが上手くいかず、これまでにないストレスを感じる・・・。
リスクが付き纏っています。
全部ではないにしろ、何かを失うことを想像した時に打ちのめされそうになるのであれば・・・今はまだ時期尚早かもしれませんよ。
自分の持っているもの、自分の居場所の良さに気づくことも重要です。色々シミュレーションしてみたけど・・・やっぱりここがいいや!、80%満足、後は少しずつ補っていこう!といった選択肢もあります。
ゆっくりと自分自身や自分の周りを見つめてください。
自分で答えが出せない場合には、キャリアコーチなどに相談しましょう!
私はいつも自分自身で答えを出してきましたが、他力本願も大事ですね。
「脱コンフォートゾーン」経験はこれ一つではありませんので、また徐々に実例をご紹介したいと思います。
実例を聞くと・・・なんとなくイメージが湧くのではないでしょうか?
私の好きな言葉に置き換えると、「殻を破る」+年齢と共に「角が取れて丸くなる」部分のバランスだと感じています。
長文を最後までお読みくださいましてありがとうございました!
WebWavelife with Namiko Sakamoto
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