チェコdeイタリア
少し変わった題名ですが、チェコとイタリア、もしくはイタリア人との関係は10世紀に遡ります。
最も有名なのは、チェコ(ボヘミア)公ボレスラフ三世の三番目の妻、エマ・イタルスカーでしょうか。
イタリアのロター二世の娘にあたります。
中世初期においては、当時のイタリアとの交流はあまり盛んではありませんでしたが、16世紀になり変化が訪れます。
プラハが神聖ローマ帝国の首都として栄え、ルドルフ二世が芸術の発展に力を注いだ時代です。
イタリアからの高級品が販売される他、建築士や土木・技術士、職人のプラハへの移住が顕著に見られます。
その後も、プラハを愛し(一時期)生活の拠点とした芸術家は数しれません。
ヴェネツィア出身の作曲家アントニオ・ヴィヴァルディもその一人ですね。
プラハの街角からイタリアを感じることは多く、イタリアレストランや食品店もいつも賑わっています。
ー芸術を味わいながらー
良い週末をお過ごしください!