『C8H11NO2』
Ready to live & survive in the world governed by algorithms?
フェイスブックが、13歳未満向けに開発していたインスタグラム「Instagram Kids」のプロジェクトを一時停止すると発表しました。
保護者、専門家、政府機関など、様々な団体から疑義が上がっていたのは想像に難くないと思います。
(一時停止=これから時間と資金を投資して賛同者を集めるのでしょう。)
例えば、TikTokのアカウントも13歳未満は開設不可能なはずですが、アカウントを持っている子供が多いことに驚きます。
小学生でもアカウントがないと、イケテない、変だと言われることもあるそうです。
確かにTikTokのライブには、小学校の教室の休み時間の映像・会話を流している子供たちも見られます。
幼稚園児でも、パソコンでマインクラフトの時代。
また、若年層においては、大袈裟に言うと下記のような認識の若者が顕著だそうです。
(特に、コロナワクチン接種の賛否において、下記の状況が確認できたとのこと。)
- 政治家→信じない
- 有識者→信じない
- メディア→信じない
- 有名人→信じない
⭐️自分がSNSでフォローしている1〜4の方の発信→信じる
デジタル社会の「繋がり」があるからこそ成立する「信頼感」でしょうか。
冒頭の化学式、とてもシンプルな構造だなと感じますが、これが世界を牛耳るドパミン(ドーパミン)です。
誇張かもしれませんが、デジタル社会、世界経済がアルゴリズムに左右されていることはある程度の人が感じていること。
数値により立証されている部分もあり、その危険性を訴えかける専門家も増えています。
「快く感じる原因となる脳内報酬系の活性化において中心的な役割を果たしている」といった解説が多いドパミン。
人間の体内の仕組みにおいても「報酬」という表現が用いられているのが、いかにも!と感じるところです。
一方、快楽を与える=同様の仕組みで機能するお酒、薬物、その他諸々の物質については既に「悪いもの」という烙印が押されています。
未成年の飲酒はどの国でも固く禁じられています。
しかし、スマホに抗えないデジタル社会、
- ライクもらえているかな・・・
- 自分の投稿/写真にどんなリアクションがついたかな・・・
という期待の快感、お金のかからないギャンブルをスマホを通して大人も子供も身近に体感することができます。
スマートフォン/タブレット/パソコンでのSNS利用が、依存症、うつ病、自死の原因になっていることもある程度解明されていますが、「未成年の飲酒」のように法規制が進むことはないでしょうし、大人においても「個人で管理する問題」として課題が膨らむ程度でしょう。
先程拾ったニュースの中で、私自身が知っておいた方が良いかなと思った項目は以下。
- スイスでは、同性婚および養子縁組が合法化された。
- イギリスでは、ガソリン供給危機が勃発。
- アメリカの大手スーパーにおいては、トイレットペーパーやキッチンペーパーの購入数に制限を設けるところが出てきた。
- チェコでも、個人のCO2排出量が計算できるようになった。(カーボンフットプリント計算)
続けて、自分の精神状況を一喜一憂させたければ(笑)、様々なサイトに手をつけることができますね。
Facebookについての記事を読み、ふと「寝ながら携帯は体に悪いよね?」と子供に叱られたことを思い出しました。
デジタル化が進むおかげで、仕事や研究が遠隔でも(体調不良時には寝ながらでも・・・)楽々できるようになりましたが、スマホやパソコンに踊らされている自分の風刺画でも一枚どこかに飾っておこうかなと思った次第です。
親という立場からは、子供のスマホ使用に制限をかけすぎると、同級生から仲間外れにされる傾向にあることも理解できました。
「バランスよく」と呪文のように相手に説き聞かせるのは簡単ですが、子供のネットワーキングの障害にならないように気をつけながら、メンタルヘルスにも気を配りながら・・・
グローバルで共通の課題、多くの方と共有できればと思いました!