アイスホッケー始めたの💗
「じゃあ試合に連れてって😊」
とても温厚な友人がアイスホッケーを始めたのは数年前。
全くの未経験者。
激しいスポーツなので、「じゃあまずは、エルボと体当たりからがんばって!」と一風変わった応援をし笑われたのを覚えています。
それから3年、試合に連れていってもらいました!
アマチュア・アイスホッケー選手として、プラハ市のとあるリーグに所属。
練習がハードなのはどのスポーツも変わりありませんが、備品が多い・・・。見るからに大変そう。まずはスケートの特訓から、その後はホッケー。
練習試合などを見に行ったことはありませんでしたが、私とアイススケートをする時に・・・友人は後ろ向き、私は前向きでガールズトークを楽しみながらスイスイ走るところを見ても、どんどん上達している雰囲気が伝わってきました。
さて、「スポーツは見るよりする」タイプの私、チェコはアイスホッケーでとても有名ですが、まだ試合を見に行ったことはありませんでした。
知人にもアイスホッケーを習っているお子さんがいたり、コーチをされている方がいたり。
日本人の方がアイスホッケーのために一家でチェコに移住されたという話も有名です。
アイスホッケー世界選手権の準決勝ぐらいになってくると、工場ではちょっとした問題が発生することも。
うーん、やっぱり稼働率落ちてるよ。決勝にチェコが出るならライン止めた方がよくない?といったことも。
「うわー、ユニフォームかっこいい!」スタジアムに入った最初の印象です。
そして、背番号を聞くの忘れてた!と思いながら練習中の選手たちの動きを追ってみる。
フェイスマスクをつけているので、遠くからだと顔で見分けは付きませんが、やはり動きで分かるものです。
次に撮影場所を探しました。敵陣に陣取っても怖いので、プラハのチームの応援団が多い方へ。
とはいえ、観客は選手のご家族や友人・知人なので安全です。
試合開始!長年スポーツをしてきた私として興味があるのは・・・
- 持久力
- 瞬発力
- 攻撃力
- 防御力
- 団結力
アイスホッケーにおいては、選手が無制限に交代ができるので、最初はどういう仕組みなのか少し考えました。
後ほど、ペアを組むなりパターンがあるため、5人一斉に飛び出ても、誰と交代するのか紐付けされているかが分かりました。
冒頭にはわざと記載しませんでしたが・・・、女子アイスホッケー。
体当たりは当然でしょうが・・・タックルも殴り合いも見ることができました!
ホッケーリンクの淵に張り付いて見ていたので、パックが近くに飛んできたり、選手がぶつかり合う様子は迫力満点!
観客席からは、声援、指示、褒め言葉、野次が飛び交っていたおかげで、解説付きで観戦することができました。
- ソロでゴールまで勇敢に辿り着いても、ブレード捌きが上手くなければゴールは決まらない。
- パス捌きが上手いと敵を翻弄しやすい。
- ゴーリーの落ち着いた腕捌き、足捌きはお手の元!
- レフェリーも走り回っているので体が温まるのは当然ですが、手袋なして1時間半過ごせるのはすごい!
- 時々、人とぶつからなくてもつるっとこけることがある。
- 20代前半から40代後半と幅広い年齢の選手にわたるチームプレー(らしい)※ヨーロッパでは、先輩後輩意識は存在しません。
などなど、多くの気づきがありました。
バレー部の時に経験しましたが、円陣を組んで気を引き締める、応援歌、決まったフレーズの声援を送ってもらえる、どんどんやる気が湧いてきました。(中には、プレッシャー過多で遠慮したいという方もいらっしゃいます。)
水泳大会でも、プールサイドからの掛け声はとてもありがたかったです。息継ぎの回数が増える100mなど。(50mはほぼ息継ぎなしで顔を水面からあげることがないため、声援もあまり意識できません。)自分のスクロールのタイミングと合わせてチームの仲間がプールサイドを移動しながら・・・
「セイ!(セイ)セイ!(セイ)セイ!(セイ)セイ!(セイ)セイ!(セイ)セイ!(セイ)・・・」
とリズムの良い追いかけっこ(掛け声)が続きます。
個人競技も団体競技もしっかり経験できて良かったなーと懐かしく思い出しました!
さて、防寒手袋をつけていても手がかじかんでしまったカメラマンの腕前はいかがでしょうか?