「1000分の2本」の二件目は?
海賊といえば海
海といえば潜水😄
あ、お仲間発見!
「海賊党」、ラジオでチェコの有力与党の党首名を耳にしました。
日本であれば、この政党名だけでも話題を呼ぶでしょうが、その党首の方のヘアスタイルはドレッド。
ドレッドヘアにスーツといった斬新な組合わせも、憧れの的となる時もあれば、政界においては不謹慎と受け取られるかもしれないと、
#ファッション 、#自己主張、#社会的地位 や立場と、「 #自由 」もバランスなのだろうとふと考えるラジオ好き。
さて、発行した請求書に対し支払いで揉めた件の後半戦(二件目)となります。
日本の中小企業(メーカー)とチェコの大企業(発注元)の取引において、スケジュール管理や通訳・翻訳を含むコーディネーターを務めていた時のこと。
既に二社間で契約は締結されていたものの、英語が苦手だった日系企業さんよりコーディネーターを依頼されました。
社長の方はもう引退間近に見えましたが、「まだまだ自分が引っ張っていかないと」と懸命な様子。
日本以外ではアジア諸国にもクライアントを持ち、英語の通訳者も雇われているとのこと。
しかし、ヨーロッパの案件は初めて。言葉以外にも契約内容などよく分からない点が多く、また健康上の理由もあり、色々なことを任せておける人が現地(チェコ)にいて欲しいとのこと。
新規クライアントにおいては、「サービス提供後に、本当に支払いを行っていただけるかどうかわからない」というのが本音のため、少額でも月次ベースで請求させていただく仕組みにしていました。
しかし、#海外送金 の手数料、#日本 はとてつもなく高いのです。(こちらも、別途実例をご紹介いたしますね。)
そういった事情は理解していたため、請求額も微々たるものでしたので、四半期に一回の支払いで合意。
その後半年ほど経った後にも入金がないことを確認し、以前連絡を取っていた財務担当者の方に問い合わせても返信なし。
社長さんに連絡しても音沙汰なし。
電話にも出ていただけない。
チェコの発注元に連絡すると、「本案件は、メーカーが納期を守れないため契約解消の手続きを進めるしかなくなった。まだ最終決定ではないけれど・・・。」との結果をお伝えいただきました。
スケジュールに遅延が出そうだということはコーディネーターとして感じていた矢先のこと。
納期が一ヶ月ずれるだけでも発注元にとっては大きな痛手であることは事前に散々伝え、「理解している」という回答を得ていたのですが・・・ドンピシャ。
入札において、「EU規格対応可能、ヨーロッパの受注はゼロでもロシアで成功していること、その他図面をはじめ必要な書類が英文で揃っている」といったような審査にも無事合格されていました。
しかし、チェコの発注元の担当マネージャーさんと共に、最初から「少し危ないかもしれない」という不安は拭いきれませんでした。
こちらもドンピシャ。
結局、その日本のメーカーさんからは報酬をお支払いいただけませんでした。
アレ? 「じゃあ、0件ではない?」
しかし、チェコの発注元が・・・
「ひどい案件に巻き込んだお詫び」ということで、さっと契約手続きを済まし、同額の報酬を支払ってくださいました。
そのまま放っておいて、「運が悪かったね」で済ますこともできたと思います。
「自分のところは損害を被ったものの、そこに他社を巻き込む気は無いし、コーディネーターとしての業務はきちんと務めてくれたので問題ないですよ。」とのお言葉を頂戴しました。
しみじみと、ありがたいと感じました。
近々、年末に発生したトラブルについてもリアルタイムで状況をご紹介していこうと考えております。
何か揉め事が発生しても、ある程度は「和解/妥協」という形で決着が着くのが理想です。
経験は応用が効くものですが、「同郷(日本人同士)」・・・といったように共通点を見つけたり、馬が合ったりで気を抜く時もありますね。
皆様はリスク対策は万全でしょうか?
前半戦(一件目)はこちらからどうぞ!
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