Lab Rat
「実験用のネズミ」
他にもLab(Laboratory) Mouseといった言い方がありますね。ビジネスシーンでも使われます。『うーん、そのプロジェクトで実験用のネズミにはなりたくないなぁ。。』など。
何の実験をしているのか?というのは、結果をもってお伝えしたいと思いますが、自分が実験台となっているのは大変疲れるものです。気づけば貧血。
ソーシャルメディア・マーケティングを学び、SNSが「心と身体の健康の要因」に大きな影響を与えているケースも多いということを知りました。
チェコに出向されている方で、単身の方には昔からよく、「ここって何もすることないですね。何して遊べまいいですか(笑)?」と聞かれることが多かったことを思い出しました。
歴史的な街並み?興味ない。
旅行?一人でしてもなぁ・・・。
といった具合です。
今ではSNSを通して、スポーツジムに通う仲間やサッカー観戦仲間を探すことができるそうです。もうこれも中数年前の話ですが、そういった仲間が見つからなかった一人の方は、日本から大人用の塗り絵などを持ってきていたそうです。また、観葉植物をたくさん育てていた方もいらっしゃいました。
男性の出張者においては、チェコといえば「カジノやソープ」が有名とのこと。私もよく「カジノどこにありますか?」と尋ねられました。ソープについては質問されたことはありませんが、現地のチェコ人スタッフの間では、「日本人出張者、またソープ。」といった具合で話題になっていたこともありました。
ヘイター という言葉はまだ広辞苑に収録されていないように思えますが、ご存知でしょうか。
Cambridge Dictionaryの定義は下記の通り。
“a person who says or writes unpleasant things about someone or criticizes their achievements, especially on the internet”
「主にネット上で、他者に対し不愉快なコメントをしたり、他者の成功を批判したりする人のこと。」
また、辞書を見なくてもググれば様々な解説が見つかりますね。
博士論文の研究テーマを決めなければならないギリギリのところで、SNSの利用による心身への影響も盛り込むことにしました。
最終的には、本命のテーマとはあまり相入れない内容であるため弾き出されてしまうでしょうが、並行し(副業的に)研究に取り組むことは可能です。
「SNSは現代病?」という仮説を立てて研究結果を発表すれば、注目を浴びると思いませんか?🥴
便利な絵文字が体現しているように、「仮説」については半分冗談で半分本気ですが、SNSの利用は子供から大人まで当然のものとなり、心身に何らかの影響を与えていることは間違いありません。
SNSが生活に役立っている点は、遠隔でも誰かと繋がることができる、(有益かどうかはさておき)情報収集、ビジネスができること。
仕事以外でも、精神安定剤、暇つぶし、日課になっているケースもあるでしょう。
その一方で、不特定多数を相手に情報を発信した場合、攻撃されるかもしれないという不安を抱えている方も多いですね。
しかし、「自分が(知らず知らずのうちに)攻撃してしまうかもしれない」という不安はあまり伺いません。
では、「私はそう思いません!」と相手の意見に賛同しないコメントを入れると(誹謗中傷までいかずとも)ヘイトになりますか?
ここは、書き方の問題もあるでしょう。
それでは、私自身を用いて分かりやすい例を見てみましょう。
・以前、「他県から大阪に移住した方が、大阪人はみんな「〇〇〇〇」っていうから私もそれを習って言うようになりました。この言葉に助けられました!」といった投稿を拝見しました。
「〇〇〇〇」は暴言でもなんでもありません。ただ単に私が覚えていないだけです・・・。「それでええねん」だったかな。仮にそうしておきましょう。
※「ええねん」の解説は控えますので、意味が気になる方はウルフルズの「ええねん」を聞いて、理解できるかどうか試してみてください。
私は、生まれも育ちも大阪の(二十歳まで)歴とした大阪市民でした。
しかし、「ええねん」は口にしたことがありません。
そこで、投稿された方に対しこのことをそのまま伝えてみようと思いました。
「私は大阪人ですが、「ええねん」とは言ったことがありません。また、周囲で使っている人は全くいませんでした。そんなに皆使うのですねー、驚きました!地域差があるのかもしれませんね。」
ざっくりこのような感じのコメントを行ったと記憶しています。
ここで、少し他の可能性も模索してみましょう。
1 「そんなこと言わないのにな」と思いながらスルーする。
2 「絶対そんなことないですよ!」と否定する。
3 2番の否定のついでに「思い込み激しいんじゃないですか?」と一言付け加える。
さて、こういった簡単な例では、意見を述べることとヘイトとの境界線は明確ではないでしょうか。
1 せっかく出会った投稿で、「違う意見もあるよ」と発信しないのはもったいなくないですか?
それとも「触らぬ神に祟りなし」、大人びた行動でしょうか。
2 他者の「私がこう感じている」という発信に対し、「絶対に違う」と否定するのはおかしくありませんか?
大阪人である私が見て、言って、感じてきたことが、投稿者よりも正しいのでしょうか。
3 否定に加え、相手を確実に不愉快にさせるコメントを入れるのはなぜでしょう?
その方に、「おかしなことを言うな」と罰を与えたいから?私は何様なのでしょう。
実際のところ、LinkedInの投稿者の方とは二次繋がりであったため、リアクション(👍)+コメントの後に繋がり申請を出しご承認いただけました。
上記のように、「違う」と感じることを伝えても、相手の方に「そうなんだ」と思っていただけるケースもあれば、また違ったケースもあるでしょう。
どんなに丁寧な言い方をしても、「違う」ということ自体を「自分への攻撃」と受け取る方もいます。
これは、SNSに限ったことでもありません。
また、他者からのコメントに過剰に反応する方は、他者に対しても細心の注意を払いコメントを行っているわけではありません。
「自分」を中心に据えて考えているため、「他者が悪い、間違っている、おかしなことを言っている。」と考えがちです。
SNS上のコミュニケーションは、相手と対面している時との会話とは大きく異なります。
そのため、日頃コミュニケーション上手な方が、「あれ、上手くいってないな」と感じることもよくあります。
逆に、相手が目の前にいないことが功を奏し、内向的で普段は会話が苦手な方が、SNSで自分らしさを発揮し大成功するケースも多いのです。
「SNSの心理学」、文献がふんだんに見つかるかなと考えていましたが期待外れでした。
特に日本、この分野における研究は数少なく、成功するチャンス「大」です!
・・・と、なぜわざわざ他の方にチャンスを与えるような宣伝をするかというと、今後の社会において重要な分野だと考えるためです。
研究分野においても、当然ニッチ戦略は重要です。
ニーズのある分野で希少価値が高ければ、大成功を収めることができます。
とはいえ、ライバルは多ければ多い方ほど燃えませんか🔥?
と同時に、共同研究は楽しくプロジェクト規模も大きくなります。また、不明瞭なSNSの世界、大人でも問題を抱えているので、子供においても、どのように上手く活用できるか早急な対応が必要だと感じています。
WebWavelife with Namiko Sakamoto
Život na webu s vlnkou Namiko Sakamoto